「HACCP(ハサップ)」とは、Hazard Analysis Critical Control Pointの略称で、食品の危害分析・重要管理点と訳されます。
製造過程において病原微生物などによる危害の発生を未然に防ぐもので,原料の生産から製造・流通・消費のあらゆる段階で応用されるシステムです。
当社では、農場の原料検査から食肉生産のすべての工程においてHACCP方式をいち早く導入し、食肉の安全性を厳格に守っています。
「HACCP」(厚生労働省認証)新工場竣工予定
工場内の明るさは、700ルクス以上の明るさを保っている。
骨を抜き、肉を解体し豚肉パーツを作る。今回原料としてモモ肉を使用する。
ここで、硬骨片・軟骨・スジ・豚毛・その他の異物を目視・指触検査により除去する。
原料入荷後弊社にて開梱・開封し、目視・指触検査を行い豚毛や骨などの異物を除去する。開梱の際、ビニールの噛み込みに注意する。検査は直接手で行うため、検査前にはアルコール噴霧を行う。人によって見るものが違うため3段階に分け検品を行い、40分おきにローテーションを組んでいる(異物を発見した時点で前の人にフィードバックすることにより欠点が解る)
異物検査後、24時間、−45℃で急速冷凍保管する。
冷凍後、解凍を行う(36時間)。
製品はパーシャルチルドでの納品となる。プラスティックコンテナーにブルービニールシートを敷き、規格重量を充填・梱包、蓋をして保管、出荷する。充填・梱包の際、異物が混入していないか最終チェックを行う。また、充填容器にもゴミや埃、髪の毛などが付着していないか確認をする。梱包は、噛みこみしないように十分気をつけて行う。
温度:±0℃ 輸送トラックはすべて、枝肉輸送車検査に合格し、温度管理ができる車両を用いて、肉の輸送を行っている。